Googleカレンダーの祝日を追加する|国ごとの切り替えと非表示
google カレンダー 祝日 追加で調べる人の多くは、実は「追加する」よりも「入っている中身を整えたい」状態にいます。祝日は既定で自動的に表示されるため、追加の操作が要るのは他の国や地域を足すとき、宗教上の祝日を足すとき、そして一度非表示にしたものを戻すときだけです。ここでは何が自動で入るのかを押さえてから、国ごとの切り替え、個々の祝日の非表示、公開カレンダーのURL登録、そしてAPIで祝日を取るときに変わった点まで順に整理します。
祝日は自動で入る。整えるのは「何が祝日か」
公式のヘルプは、祝日が自動的にカレンダーに追加されることを前提に、変更できる項目を次のように挙げています。祝日およびその他の行事、祝日のみ、または選択した祝日を表示すること。他の国や地域の祝日を追加または削除すること。宗教上の祝日を追加または削除すること。個々の祝日を非表示にする、または再表示すること。祝日の予定の色を変更すること。
つまり操作の入口は「追加」ではなく「選択」です。表示されている祝日の出どころについても、ヘルプに説明があります。カレンダーには、このデータを専門とするサードパーティ企業からの情報に基づいて祝日や国の行事が表示され、この情報は定期的に更新されて、カレンダーが提供されているすべての国で利用できるとされています。特定の祝日だけを足したい場合は、ウェブに公開されているサードパーティの祝日カレンダーを登録する道が案内されています。
ここで押さえておきたい制約が1つあります。公式のヘルプは、カレンダーで個々の祝日の詳細を編集することはできないと明記しています。名称を変えたり、日付をずらしたりはできません。できるのは表示するかしないかの選択と、色の変更までです。
表示されている祝日が増えた理由
2024年の秋に、日本の祝日カレンダーの構成が変わりました。1種類だったものが「祝日のみ」と「祝日およびその他の休日」の2種類に分かれ、後者が既定になった形です。この結果、それまで表示されていなかった行事が祝日と同じ扱いで並ぶようになりました。
実際の中身を2025年で比べると、「祝日およびその他の休日」にだけ入るのは節分、雛祭り、母の日、七夕、七五三、クリスマスの6件です。さらに、どちらのカレンダーにも銀行休業日が入り、1月1日から1月3日までの3日間と大晦日が祝日と同じ扱いになります。
本来は平日なのに休みが増えて見える状態を避けたい場合は、次の2段階で外します。
- 設定から「カレンダーを追加」の「関心のあるカレンダーを探す」を開き、日本の祝日の「その他の行事」のチェックを外します。
- 同じ画面の日本の祝日の「祝日」を開き、銀行休業日と大晦日のチェックを外します。
七夕やクリスマスが消えるだけでなく、年末年始の「休み」の表示も揃います。カレンダーを見て稼働日を数える運用をしているなら、ここを直しておかないと日数が合いません。
パソコンで表示する祝日を選ぶ
パソコンのブラウザでの手順は次の通りです。
- パソコンでGoogleカレンダーを開きます。
- 右上の設定アイコンから「設定」をクリックします。
- 左側のパネルで「カレンダーを追加」の「関心のあるカレンダーを探す」をクリックします。
- 「地域限定の休日」で、登録している祝日カレンダーの一覧を確認します。
- 目的の祝日カレンダーの横にあるプルダウンをクリックします。
- 表示する祝日を変更するには、カレンダーに表示する祝日を選択します。選べるのは「祝日」と「その他の行事」です。
国や地域を足したいときは、同じ画面の「地域限定の祝日」で「すべて表示」をクリックし、カレンダーの横のチェックボックスをオンにします。取引先が海外にある場合や、海外の拠点と会議を組む場合は、相手の国の祝日を足しておくと、先方が休みの日に会議を置く事故が減ります。
宗教上の祝日も同じ画面です。「世界的な宗教上の祝日」で、日付の横にあるチェックボックスをオンまたはオフにします。プレビューアイコンをクリックすると、追加する前に中身を確かめられます。
すべての祝日と、個々の祝日を非表示にする
祝日をまとめて隠すのは1操作です。パソコンでGoogleカレンダーを開き、左側の「他のカレンダー」セクションで「祝日」のチェックボックスをオフにします。カレンダーの横のボックスが輪郭線のみになっている場合は、すでに非表示という意味です。
1件だけ隠したいときは、その祝日を選んで、ゴミ箱アイコンから「この祝日を非表示」をクリックします。削除ではなく非表示なので、後から戻せます。
戻す手順は追加と同じ画面です。設定の「カレンダーを追加」から「関心のあるカレンダーを探す」を開き、目的の祝日カレンダーの横にある開くアイコンをクリックして、表示する特定の祝日や行事を選び直します。
色を変えるのは、左側で祝日のカレンダーを見つけて、その他アイコンから新しい色を選ぶ操作です。この色はそのカレンダーのすべての祝日の予定に適用され、祝日の予定の色を個別に変更することはできません。祝日を他の予定と見分けたいだけなら、まずここを変えるのが早い道です。
スマートフォンから切り替える手順
Androidのアプリでは、パソコンとは画面の並びが違います。手順は次の通りです。
- GoogleカレンダーアプリのAndroid版を開きます。
- 左上のメニューアイコンから「設定」、続けて「祝日」をタップします。
- 「国民の祝日」をタップします。
- 目的の国または地域を選びます。
- 「すべての祝日」か「祝日のみ」のどちらかを選びます。
- 画面下部の「OK」をタップします。
国や地域の追加は、同じ「国民の祝日」の画面で横のチェックボックスをオンにします。宗教上の祝日は「宗教上の祝日を追加」から選びます。
ここに1つ注意があります。公式のヘルプは、非表示にした祝日をすべてスマートフォンで再表示できるとしながら、個々の祝日については パソコンを使用する必要があると書いています。1件だけ隠した祝日を戻したいときは、スマートフォンでは完結しません。パソコンのブラウザを開く前提で作業を組むほうが確実です。
公開されているカレンダーをURLで追加する
用意された一覧に無い祝日を足したいときは、リンクを使ってウェブに公開されているカレンダーを登録します。
- パソコンでGoogleカレンダーを開きます。
- ページ左側の「他のカレンダー」の横にある「他のカレンダーを追加」アイコンから「URLで追加」をクリックします。
- 公開済みのカレンダーのURLを入力します。
- 「カレンダーを追加」をクリックします。
追加したカレンダーは、ページ左側の「他のカレンダー」に表示されます。業界の展示会の日程や、学校の行事のように、国の祝日とは別の休みを重ねたいときに使える道です。登録したものが不要になったら、カレンダー名の横から「リストに表示しない」を選べば隠せます。
祝日の追加には、この他にも経路があります。国別の祝日を足す道、公開カレンダーを登録する道、そして休暇を自分の予定として入れる道が並んでいることを、この分野の解説記事はこう整理しています。
本記事では、Google カレンダーに祝日を追加するさまざまな方法について解説します。具体的には、Web やモバイルアプリで国別の祝日を追加する方法、共有カレンダーを購読する方法、個人の休日イベントを追加する方法などです。 出典: onecal.io
3つのうち、自分の休暇は祝日カレンダーでは扱えません。有給や夏季休暇は国の祝日ではないため、終日の予定として自分のカレンダーに入れることになります。チームで共有する場合は、休暇専用のカレンダーを1つ作って色を分けておくと、誰がいつ不在なのかを月ビューで追えます。祝日カレンダーと同じ場所に並ぶので、見る側の手間は増えません。
APIで祝日を取るときに変わったこと
プログラムから祝日の一覧を取っている場合、2024年の変更はそのまま影響します。参照するカレンダーIDが2つに分かれたためです。
「祝日およびその他の休日」のカレンダーID ja.japanese#[email protected] →もともとこちらのIDのみだったのを以下の「祝日のみ」のカレンダーIDに変更する 「祝日のみ」のカレンダーID ja.japanese.official#[email protected] 出典: iret.media
以前のIDをそのまま使い続けると、七夕やクリスマスが祝日として返ってきます。営業日を計算する処理に入れていれば、その日を休みとして扱ってしまいます。納期の計算や、シフトの自動作成、問い合わせの返答期限のように、営業日を数えて動く仕組みほど影響が出ます。表示の話ではなく計算の話なので、画面を見ているだけでは気づけません。
どちらのIDでどの日が返るかは、年間の一覧を並べれば一目で分かります。2025年の分で比べると、「祝日のみ」には無く「祝日およびその他の休日」にだけ現れる行は先に挙げた6件で、残りは両方に同じ名前で入ります。差分が小さいため、テストデータを数件だけ見て「同じだ」と判断すると取りこぼします。1年分を取ってから件数で突き合わせるほうが確実です。
加えて、「祝日のみ」に切り替えても銀行休業日と大晦日は残ります。純粋な国民の祝日だけが必要な処理では、取得したリストから該当の日を外す手当てが別に要ります。祝日の判定を外部から取っている仕組みは、画面では正しく見えても中身が変わっていることがあるため、年に一度は返り値を目で確かめておくと安全です。仕様の詳細はGoogleカレンダーのヘルプで確認できます。
祝日を整えたあとに残る問題
祝日の表示を整えると、月ビューの見た目は落ち着きます。ただし、それで予定が回るようになるかは別の話です。
祝日を正しく表示していても起きるのが、祝日の前後に詰め込みが集中する現象です。3連休の前日に打ち合わせが4件並び、その間の移動時間が空欄のまま、という状態は祝日の設定では防げません。祝日は「動かせない日」を教えてくれるだけで、残った平日に何をどう入れるかは判断が要ります。
Mac用のカレンダーアプリの側では、この部分を機械に任せる作りのものがあります。話し言葉と音声で予定を入れられる形にして、「明日15時 商談 @渋谷 zoom」と1行書くと日時と場所と会議リンクに分解される仕組みです。入力の実例は予定の入れ方に並んでいます。祝日やスポーツの日程をICSで重ねて表示する機能や、住所から車と徒歩と電車の所要時間を計算して移動ブロックを作る動きはできることにまとめられています。
祝日カレンダーの登録数が増えると、どの国のどの行事が表示されているのか追えなくなります。接続と初期設定の順番は使い方に段階ごとに並んでおり、Macで使えるカレンダーアプリを総額で並べた一覧は他のカレンダーとの比較にあります。価格は購入、対応環境やデータの扱いはよくある質問に書かれています。
祝日の設定を触るのは年に1回か2回です。そのときに見る場所は3つだけです。既定が「その他の行事」を含んでいないか、必要な国が足りているか、銀行休業日を休みとして扱っていないか。この3点を確かめておけば、カレンダーの稼働日は暦と合います。
よくある質問
Googleカレンダーに祝日が表示されないときはどこを見ますか?
左側の「他のカレンダー」セクションにある「祝日」のチェックボックスを確認します。カレンダーの横のボックスが輪郭線のみになっている場合は、すでに非表示の状態です。チェックを入れれば戻ります。1件だけ消えている場合は、その祝日が個別に非表示になっている可能性があるため、設定の「カレンダーを追加」から「関心のあるカレンダーを探す」を開き、祝日カレンダーの中身を選び直します。
クリスマスや七夕が祝日として表示されるのはなぜですか?
日本の祝日カレンダーが「祝日のみ」と「祝日およびその他の休日」の2種類に分かれ、後者が既定になっているためです。既定のままだと節分、雛祭り、母の日、七夕、七五三、クリスマスが祝日と同じ扱いで並びます。設定の「関心のあるカレンダーを探す」で、日本の祝日の「その他の行事」のチェックを外すと表示されなくなります。
他の国の祝日を追加する手順はどうなりますか?
パソコンでGoogleカレンダーを開き、右上の設定アイコンから「設定」をクリックします。左側の「カレンダーを追加」から「関心のあるカレンダーを探す」を開き、「地域限定の祝日」で「すべて表示」をクリックして、追加したい国のチェックボックスをオンにします。Androidのアプリでは、メニューから「設定」、「祝日」、「国民の祝日」の順にタップして国を選びます。
スマートフォンだけで祝日の設定を完結できますか?
国や地域の追加、宗教上の祝日の追加、すべての祝日の再表示はアプリからできます。ただし公式のヘルプは、個々の祝日を非表示から表示に戻す操作についてはパソコンを使用する必要があると書いています。1件だけ隠した祝日を戻したいときは、パソコンのブラウザでGoogleカレンダーを開く前提で作業を組んでください。