google カレンダー 一般 公開 検索|外から見えていないか確かめる
google カレンダー 一般 公開 検索という並びで調べる人の関心は、たいてい2つに分かれます。自分の予定が外から読めていないかを確かめたい場合と、誰かの公開カレンダーを探したい場合です。どちらも入口は同じ設定で、Googleは公開にすると検索結果に出ることを最初から説明しています。ここでは公開という設定が具体的に何を許すのか、いま自分がどちらの状態にあるのかを確かめる手順、そして止めたあと何分で消えるのかまでを順にたどります。
一般公開は「検索に出る」ところまで含む設定
Googleのヘルプは、カレンダーを一般公開したときに他の人ができることを3つ挙げています。ウェブサイトであなたの公開カレンダーを表示すること、そのカレンダーを他のアプリケーションと同期すること、そしてカレンダーに登録してGoogleカレンダーで見ることです。1つめには但し書きが付いていて、そのウェブサイトが検索可能な場合は検索結果にもカレンダーが表示されると書かれています。
つまり検索に出るかどうかは、別のスイッチではありません。公開という設定の中に含まれています。同じ画面で、他の人に予定の詳細をすべて見せるのか、予定の有無だけを見せるのかを選べるようになっていて、詳細を見せない側を選ぶ項目は「予定の表示(時間枠のみ、詳細は非表示)」という名前です。
順番として覚えておくとよいのは、公開は共有の一種ではなく共有の上限だという点です。特定の相手に見せるだけなら公開にする必要はありません。相手のメールアドレスを指定して共有すれば足ります。公開が必要になるのは、相手が誰か分からない場合と、サイトに埋め込む場合、そして購読用のURLを配る場合に限られます。
2019年の指摘は、脆弱性ではなく設定の話だった
この話題が広く知られたきっかけは、2019年の指摘です。当時の記事は、セキュリティ研究者の指摘として次のように伝えています。
全世界で10億回以上ダウンロードされ、世界中に利用者が存在するGoogleカレンダー。セキュリティ研究者のAvinash Jain氏が、Googleカレンダーを公開設定にした場合には、Googleの検索エンジンにインデックスされ、Googleの検索結果に意図せず表示されるリスクが有ると発表した。 出典: news.yahoo.co.jp
同じ記事は、これがGoogleの不具合ではないことも書き添えています。
本記事はGoogleカレンダーの脆弱性を指摘というよりは、ユーザが誤った利用をしないための注意喚起という側面が強い。Googleとしては、公開設定を有効化すれば検索結果に表示されるとアナウンスしているからだ。 出典: news.yahoo.co.jp
ここが実務上の分かれ目です。仕組みの側に穴があるなら待てば直りますが、設定の話なら自分で確かめるしかありません。会社や学校のアカウントで、部署の予定表や行事の予定表を公開にしている場合は、公開にした当時の担当者がもういないことも起こります。
いま公開になっているかを確かめる手順
確認はカレンダーごとに行います。Googleのヘルプが案内している場所は次のとおりです。
- パソコンでGoogleカレンダーを開く
- 右上の設定アイコンから設定を開く
- 左側の「マイカレンダーの設定」で、確かめたいカレンダーの名前をクリックする
- 「予定のアクセス権限」の欄を見て、「一般公開して誰でも利用できるようにする」にチェックが入っているかを確かめる
チェックが入っていれば公開です。入っていなければ、そのカレンダーは検索の対象になりません。カレンダーを複数持っている場合は、1つずつ見ます。仕事用のカレンダーは非公開でも、昔サイトに埋め込むために作った行事のカレンダーだけ公開のまま残っている、という形がよくあります。
外からの見え方そのものを確かめたいときは、同じ設定画面の「カレンダーの統合」に並ぶURLを使います。ヘルプは、ログインや登録が不要なリンクとして「このカレンダーの公開 URL」を、iOSからアクセスできる形として「iCal 形式の公開 URL」を挙げています。後者については、iCal形式のURLはカレンダーが一般公開されている場合のみ機能するとも書かれています。公開URLをログインしていないブラウザで開けば、第三者に見える内容がそのまま表示されます。
なお、共有設定を編集できるのはパソコンからだけです。ヘルプは、Googleカレンダーの共有設定を編集できるのはパソコンからのみで、モバイルアプリでは編集できないと明記しています。外出中に気づいても、手元がスマートフォンだけでは止められません。
公開をやめても、消えるまでに時間がかかる
止め方は、付けるときと同じ場所です。左側のマイカレンダーで対象のカレンダーにカーソルを合わせ、その他アイコンから設定と共有を開き、予定のアクセス権限で「一般公開して誰でも利用できるようにする」のチェックを外します。
反映までの時間について、ヘルプははっきり書いています。この変更は通常数分で完了するものの、適用されるまでには最長で4時間ほどかかることがあるとしています。急いでいるときに効いてくる数字です。チェックを外した直後に公開URLを開いて中身が見えても、設定に失敗したとは限りません。
そのうえで、検索結果の側は別の時間軸で動きます。設定が反映されたあとも、検索の結果として残っていた情報が消えるまでには時間差があります。すぐに止めたい情報が含まれていた場合は、公開をやめる操作と並行して、その予定自体を削除するか、内容を書き換えておくほうが確実です。予定のタイトルに氏名や電話番号や住所を書く習慣がある場合は、公開をやめる前にタイトルの中身を見直しておきます。
個別の共有を絞っても、公開のままでは意味がない
見落とされやすいのが、設定が2階建てになっていることです。カレンダー全体の共有設定と、予定1件ずつの公開範囲は別の層にあり、見える範囲は広い側に寄ります。ヘルプは、全員に対して予定の有無だけを表示する設定にしていても、異なる共有権限を割り当てられたユーザーには予定の詳細が表示されることがあると書き、個々の予定の公開を制限したいならその予定を非公開に設定するよう案内しています。
一般公開の側はさらに単純です。ヘルプは、カレンダーを一般公開すると他のユーザーはインターネットまたは検索結果でカレンダーを見つけられるようになると書いています。相手を特定していない公開なので、あとから特定の相手の権限だけを絞っても、見つける経路は残ったままです。絞るべきはカレンダーそのものの公開設定で、個別の共有はその後の話になります。
カレンダーに対する権限の名前も押さえておくと会話が早くなります。ヘルプが並べているのは、予定の表示(時間枠のみ、詳細は非表示)、予定の詳細の表示、変更可能(限定公開の予定を、予定の有無としてのみ表示)、予定の詳細を変更、表示可能、予定の変更および共有の管理です。公開のときに選べるのは、この中の上2つに相当する見せ方です。
予定ごとの公開範囲は3つ、ただし逃げ道は限られる
カレンダー全体とは別に、予定1件ずつにも公開範囲があります。Googleのヘルプが挙げているのはデフォルトの公開設定、公開、非公開の3つです。デフォルトはカレンダーのメインの共有設定に従い、公開はカレンダー全体が予定の有無だけに絞られていても、閲覧権限を持つ人に詳細をすべて見せます。非公開は、自分と、予定の変更と詳細の表示以上の権限を持つ人以外に、すべての詳細を隠します。
ここで期待しすぎないほうがよい点があります。ヘルプは、予定を非公開に設定していても、ゲストを招待したり会議室を予約したりすると一部の情報が他のユーザーに公開される場合があると書き、公開される情報として予定の開始時間、予定の終了時間、予定の作成者を挙げています。つまり非公開は、中身を隠す設定であって、存在そのものを隠す設定ではありません。
繰り返しの予定にも制約があります。ヘルプは、定期的な予定に設定できる公開範囲は1つだけで、1つのインスタンスや一部の回だけ変えようとしても定期的な予定全体に適用されると説明しています。毎週の枠のうち1回だけ内容を伏せることはできないので、その回は別の予定として作ります。
自分のカレンダーを非公開にしても、相手側から漏れる経路がある
公開設定を全部オフにしても、まだ確かめる先が残ります。予定は自分のカレンダーだけに置かれているわけではなく、招待した相手のカレンダーにも、予約した会議室のカレンダーにも同じ予定が並ぶからです。
ヘルプはこの経路を2つ挙げています。1つは、予定がデフォルトの公開設定になっていて招待者がカレンダーを他のユーザーと共有している場合、それらのユーザーは招待者のカレンダーで予定の詳細を確認できるというものです。もう1つは、予定がデフォルトの公開設定で会議室などのリソースを予約した場合、そのリソースのカレンダーにアクセスできるユーザーも予定の詳細を確認できるというものです。自分の側の設定をいくら絞っても、この2つは相手の共有設定で決まります。
対処は予定の側にあります。社外の相手を含む打ち合わせや、内容を知られたくない面談は、カレンダー全体の設定に任せず、その予定を非公開にします。ヘルプは、全員に対して予定の有無だけを表示する設定にしていても異なる共有権限を割り当てられたユーザーには詳細が表示されることがあると書き、個々の予定の公開を制限するならその予定を非公開に設定するよう案内しています。会議室を取る予定については、タイトルに社名や案件名を書かないほうが安全です。
権限の側にも似た仕組みがあります。ヘルプは、「変更可能(限定公開の予定を、予定の有無としてのみ表示)」の権限を付与した相手には、非公開の予定のうち予定ありとしたものが予定ありのブロックとして表示され、予定なしとしたものはカレンダー上に表示されないと説明しています。同じ非公開でも、予定ありか予定なしかで相手の画面での見え方が変わります。
タスクについては前提が違います。ヘルプは、開始時間と終了時間が設定されていないタスクは常に非公開で、他のユーザーに表示されることはないとしています。時間を入れたタスクだけが公開範囲の設定対象になるので、時間を入れる前に置き場所を決めておきます。
公開するなら、公開用のカレンダーを分ける
公開を完全にやめる以外の道もあります。Googleのヘルプが挙げている使い分けは、すべての人と共有する一般公開のカレンダーと、自分だけが見られる非公開のカレンダーを別に持つ形です。
分けたときに気をつけるのは、新しい予定がどちらに入るかです。ヘルプは、設定を変えない限り新しい予定はカレンダーのデフォルトの設定に従うため、デフォルトが公開になっていれば新しい予定も公開され誰でも見られる状態になると書いています。カレンダーを分けても、作成先を間違えれば同じことが起きます。予定を作る画面で、保存先のカレンダー名を見る習慣がここで効きます。
公開用のカレンダーに置く情報も決めておきます。屋号と時間帯だけを置くのか、場所まで置くのか。詳細を見せない運用にするなら、公開の権限を「予定の表示(時間枠のみ、詳細は非表示)」にしておけば、タイトルの書き方に気を遣わなくても中身は出ません。
公開と非公開を分けたあとに残る手間
カレンダーを分ける運用にすると、手間が1つ増えます。同じ予定を、自分用の非公開のカレンダーと、外向けの公開カレンダーの両方に入れる場面が出てくることです。手で二重に入れると、片方だけ時間を直して食い違う事故が起きます。
Mac用のカレンダーアプリの側では、複数のカレンダーへ同時に登録する仕組みを持つものがあります。公開用には時間だけ、非公開用には中身まで、という形で1回の入力から2つの予定を作る使い方です。備わっている機能の全体像はできることにまとまっており、接続と初期設定の順番は使い方に段階ごとに並んでいます。
入力の手数そのものも、扱うカレンダーが増えるほど効いてきます。話し言葉と音声で予定を入れられる形にして、保存先の選択まで一度で済ませると、作成先の取り違えが減ります。書き方の実例は予定の入れ方に並んでいます。Macで使えるカレンダーアプリを3年間の総額で並べた一覧は他のカレンダーとの比較にあり、価格は購入、データの扱いや対応環境はよくある質問で確認できます。
確かめる順番は3つです。カレンダーごとに公開のチェックが入っていないかを見る、入っていたら公開URLを開いて外からの見え方を確かめる、そして止めたあとは反映に時間がかかることを見込んで予定の中身も見直す。この3点を先に済ませれば、検索に出るかどうかを推測で心配する必要はなくなります。
よくある質問
公開にすると本当にGoogle検索に出ますか?
Googleのヘルプは、カレンダーを一般公開すると他の人がウェブサイトでそのカレンダーを表示でき、そのウェブサイトが検索可能な場合は検索結果にも表示されると書いています。検索に出さないための別のスイッチは用意されていないため、出したくない場合は公開そのものをやめる形になります。
自分のカレンダーが公開かどうか、どこで分かりますか?
パソコンで設定を開き、マイカレンダーの設定から対象のカレンダーを選び、予定のアクセス権限の欄で「一般公開して誰でも利用できるようにする」のチェックを見ます。カレンダーごとに設定が別なので、持っている数だけ確かめます。共有設定を編集できるのはパソコンからだけで、モバイルアプリでは変更できません。
公開をやめたら、いつ見えなくなりますか?
ヘルプは、通常は数分で完了するものの、適用までに最長で4時間ほどかかることがあるとしています。チェックを外した直後に公開URLが開けても、失敗とは限りません。急ぐ場合は、公開をやめる操作と合わせて、その予定の削除や内容の書き換えも行うほうが確実です。
予定を非公開にすれば、誰にも見えなくなりますか?
中身は隠れますが、存在は隠れません。ヘルプは、非公開の予定でもゲストを招待したり会議室を予約したりすると、予定の開始時間、終了時間、作成者が他のユーザーに見える場合があると書いています。相手に何も知らせたくない予定は、共有していないカレンダーに置くのが確実です。