how to set up apple calendar|Macのカレンダーの初期設定8か所
「how to set up apple calendar」で調べている人が最初に知りたいのは、Macのカレンダーの設定がどこにあるかです。答えは2か所です。1つはMacの「システム設定」にあるiCloudの項目で、ここでカレンダーの同期をオンにします。もう1つはカレンダーアプリの「カレンダー」>「設定」で、「一般」「アカウント」「通知」「詳細」の4つのタブに分かれています。この記事では、Appleの公式のカレンダーユーザガイド(2026年10月18日に確認)に書かれた画面の名前どおりに、最初に触っておく8か所を順に説明します。Googleカレンダーで予定を管理している人が、Macの標準アプリに予定を集めるときに引っかかる点も併せて書きます。
設定は2か所、アプリの中は4つのタブ
Macのカレンダーは、アカウントの設定とアプリの表示の設定が別の場所にあります。ここを知らないまま探すと、iCloudのカレンダーが表示されない原因をアプリの中で探し続けることになります。
アプリの中の4つのタブの役割は、Macの「カレンダー」で設定を変更するのページで次のように説明されています。
| タブ | 変えられること |
|---|---|
| 一般 | 1週ごとの日数、週の開始曜日、誕生日、祝日、デフォルトカレンダー |
| アカウント | カレンダーアカウントの追加、削除、オンとオフの切り替え |
| 通知 | 予定や誕生日の既定の通知、出発する時刻の通知 |
| 詳細 | 時間帯のサポート、週番号の表示、保存した位置情報の消去 |
触る順番は、アカウントをつなぐ、新しい予定の行き先を決める、見え方を整える、通知を決める、の流れにすると手戻りがありません。アカウントをつなぐ前に通知を設定しても、あとから追加したアカウントには反映されないためです。以下の8か所は、この順番に並べています。
1. システム設定でiCloudのカレンダーをオンにする
iCloudのカレンダーを使う場合、最初の操作はカレンダーアプリではなくシステム設定で行います。AppleのすべてのデバイスでiCloudカレンダーを設定するのページに書かれた手順は、macOS 15以降では次のとおりです。
- Appleメニューから「システム設定」を選び、サイドバー上部のユーザ名をクリックします
- 「iCloud」をクリックします
- 「iCloudに保存済み」の横にある「すべて見る」をクリックし、「カレンダー」をオンにします
macOS 13.3から14では、「iCloudを使用しているアプリ」の下の「すべてを表示」から「カレンダー」をオンにします。同じページには、iPhoneやiPadと予定をそろえるには、それぞれの端末で同じApple Accountにサインインしている必要があると書かれています。
オンにしたあと、カレンダーアプリに予定が見えないときは、表示の切り替えが残っています。
iCloudに保存されているカレンダーを表示するには、カレンダーアプリを開きます。「表示」>「カレンダーリストの表示」を選択し、「iCloud」セクションで表示するカレンダーを選択します。 出典: support.apple.com
2. GoogleなどのアカウントをMacのカレンダーに追加する
Googleカレンダーで予定を管理している人は、Googleのアカウントをカレンダーアプリに追加します。Macでカレンダーアカウントを追加する/削除するのページでは、「カレンダー」>「アカウントを追加」を選び、プロバイダを選んで「続ける」をクリックし、画面の指示に従う手順になっています。
リストにないサービスは「その他のCalDAVアカウント」を選び、「アカウントの種類」を3つから選びます。
- 自動: メールアドレスとパスワードだけで接続できる場合
- 手動: ユーザ名、パスワード、サーバアドレスが必要な場合
- 詳細: さらにサーバパスとポート番号が必要な場合
追加したアカウントは、サイドバーに別々に並びます。一時的に表示を止めたいときは、「カレンダー」>「アカウント」でアカウントを選び、「カレンダー」のチェックボックスを外します。アカウントを削除しなくても隠せるので、仕事用のアカウントを週末だけ外すといった使い方ができます。
ここで知っておきたいのは、予定の保存先は追加したアカウントの側だという点です。Googleのアカウントを追加しても、予定はGoogleに保存されたまま、Macのカレンダーは表示と編集の窓口になります。
3. デフォルトカレンダーで新しい予定の行き先を決める
初期設定で最も影響が大きいのが、デフォルトカレンダーです。Macのカレンダーの「一般」設定を変更するには、新しい予定がデフォルトで追加されるカレンダー、と説明されています。
ここが意図しないカレンダーのままだと、仕事の打ち合わせが個人のiCloudカレンダーに入り、同僚から見える共有カレンダーには何も入っていない、という状態が起きます。予定を作ったつもりなのに相手から空いているように見える原因の多くは、この設定です。
選択肢の中に「現在選択しているカレンダー」があります。これを選ぶと、カレンダーリストで強調表示されているカレンダーが行き先になります。仕事と個人を頻繁に切り替える人には便利ですが、最後に何を選んだかを覚えていないと、かえって行き先がぶれます。多くの場合は、一番予定を入れるカレンダーを1つ固定し、例外のときだけ予定のウインドウでカレンダーを切り替えるほうが安定します。
なお、自然言語で予定を作るときにデフォルト以外のカレンダーに入れたい場合は、ツールバーの追加ボタンを押したままにすると選べると、予定の追加のページに書かれています。
4. 1日の開始時刻と、週の表示を整える
同じ「一般」タブには、週の見え方を決める項目が並んでいます。
- 1週ごとの日数: 「週」表示で5日(月曜日から金曜日)か7日を表示します
- 週の開始曜日: 週、月、年の表示で週を始める曜日です
- 1日の開始時刻と1日の終了時刻: 開始は真夜中から正午、終了は正午から真夜中の範囲で選びます
- 一度に表示する時間: 「日」表示と「週」表示で6〜24時間の範囲から選びます
会議の多い人ほど、一度に表示する時間の設定が効きます。24時間を一度に表示すると、30分の会議は細い線になり、タイトルが読めません。9時から19時の仕事をする人なら、1日の開始時刻を8時、終了時刻を20時にし、一度に表示する時間を12時間前後にすると、1画面で1日が収まり、会議の名前も読めます。
週の開始曜日は、月曜日にすると土日が週の最後に並び、平日の予定と週末の予定が分かれて見えます。この設定を変えると、システム設定の「言語と地域」で週の始まりの曜日を変えても影響されなくなる、とAppleのページに書かれています。
5. 通知の既定はアカウントごとに決める
Macの「カレンダー」のデフォルト通知設定を変更するの冒頭には、デフォルトでは作成する予定に通知は設定されない、と書かれています。何も設定しないまま使い始めると、会議の直前に何も知らされません。
手順は、「カレンダー」>「設定」で「通知」をクリックし、「アカウント」のポップアップメニューでアカウントを選んでから、「予定」「終日の予定」「誕生日」の通知の時刻を選ぶ流れです。この設定は選んだアカウントにだけ適用されます。iCloudとGoogleの2つをつないでいるなら、2回設定する必要があります。
同じ画面には「これらのデフォルトの通知をこのコンピュータでのみ使用」という項目があります。iPhoneでは通知を出したくないがMacでは出したい、という場合に使います。
目安としては、オンライン会議が中心なら予定の10分前、移動を伴う予定が多いなら出発する時刻の通知を併用すると、移動の時間を含めて準備に入れます。
6. 時間帯のサポートは「詳細」タブでオンにする
海外の相手と会議をする人、出張のある人は、「詳細」タブの「時間帯のサポートを有効にする」をオンにしておきます。Macの「カレンダー」で別の時間帯を使用するによると、既定では予定はMacの現在の時間帯で表示され、この設定をオンにすると、予定ごとに時間帯を変えられるようになります。
オンにすると、「カレンダー」の検索フィールドの左にポップアップメニューが出て、表示する時間帯を切り替えられます。予定のウインドウでは「時間帯」のポップアップメニューから個別に選べます。
ここで役に立つのが「フローティング」です。時間帯を切り替えても予定の時刻を動かさない設定で、毎朝7時の服薬や起床のように、どこにいても現地時刻で同じ時刻に起きる予定に向いています。逆に、オンライン会議は相手の時間帯に固定されているので、フローティングにしてはいけません。
7. 祝日と誕生日を表示する
「一般」タブの「祝日カレンダーを表示」を選ぶと、Macに設定した地域の祝日が表示されます。Macで祝日カレンダーを表示するによると、祝日カレンダーは照会カレンダーで、提供元だけが内容を変えられます。自分で祝日を追加したり消したりはできません。
海外の取引先がいる場合は、「ファイル」>「新規祝日カレンダー」で別の国や地域の祝日カレンダーを追加できます。相手の国の祝日に会議の依頼を送ってしまう、という行き違いが減ります。不要になったら、カレンダーリストでControlキーを押しながらクリックし、「照会を解除」を選びます。
「誕生日カレンダーを表示」は、「連絡先」に保存されている誕生日を表示します。誕生日の通知を5番目の設定で決めるには、先にこちらをオンにしておく必要があります。
8. カレンダーの名前と色を、月表示で見分けられるようにする
最後は、カレンダーリストの名前と色です。月表示では予定のタイトルが短く切れるため、どのカレンダーの予定かは色で判断することになります。iCloudとGoogleの両方に「仕事」という名前のカレンダーがあると、どちらに入れたかを見分けられません。
名前は、カレンダーリストでカレンダーの名前をダブルクリックすると書き換えられます。色は、Controlキーを押しながらカレンダーの名前をクリックし、プリセットカラーか「カスタムカラー」から選びます。Macでカレンダーの名前またはカラーを変更するによると、カレンダーの色を変えると、そのカレンダーのすべての予定の色が変わります。色は「仕事」「家族」「個人」のように役割ごとに離れた色を選び、似た色を並べないことがポイントです。カレンダーリストが表示されていない場合は、「表示」>「カレンダーリストを表示」を選びます。
ここまでの8か所を設定すると、予定の行き先、見え方、通知の3つがそろい、標準のカレンダーで日々の予定を回せる状態になります。
標準のカレンダーで足りない部分と、その補い方
Macの標準のカレンダーは、予定の表示と通知の土台としては十分な機能を備えています。一方で、Googleカレンダーを中心に会議と移動をやりくりしている人には、足りない部分が3つあります。
1つ目は、移動の時間です。場所のある予定の前に、自宅や前の予定からの移動を自動で塞ぐことは、標準の設定だけでは行われません。2つ目は、入力の手数です。月表示で日付をダブルクリックして「6時〜7時に夕食」と入れる方法や、Spotlightから「今夜7時から映画」のように入れる方法はありますが、メールの文面から日時と場所をまとめて読み取って予定にする使い方は想定されていません。3つ目は、複数のGoogleアカウントの予定の重なりです。2つのアカウントの予定は並んで見えますが、重なった時間を空いている枠へ動かす提案までは行われません。
こうした部分を補うMac用のカレンダーアプリもあります。機能の一覧はできることに、Googleアカウントの接続から予定の作り方までの手順は使い方にまとまっています。キーボードの組み合わせで呼び出した入力欄に一文を書くと予定になる方法は予定の入れ方に、話し言葉と音声で予定を入れられる点もそこで説明されています。場所のある予定に移動の枠を自動で作る仕組みは移動時間にあります。標準のカレンダーやGoogleカレンダーとの機能の違いは他のカレンダーとの比較で、料金は購入で確認できます。
標準のカレンダーを今日の8か所で整えたうえで、それでも移動や入力で時間を落としていると感じたら、そこが道具を見直すきっかけになります。
よくある質問
MacのカレンダーにGoogleカレンダーの予定を表示するにはどうすればよいですか?
カレンダーアプリで「カレンダー」>「アカウントを追加」を選び、Googleを選んで「続ける」をクリックし、画面の指示に従ってサインインします。追加したアカウントはサイドバーに表示されます。予定はGoogleに保存されたままなので、Macで編集した内容はGoogleカレンダーにも反映されます。
新しく作った予定が意図しないカレンダーに入るのはなぜですか?
「カレンダー」>「設定」の「一般」タブにあるデフォルトカレンダーが、別のカレンダーになっているためです。ここで一番よく使うカレンダーを選び直します。「現在選択しているカレンダー」を選んでいる場合は、カレンダーリストで最後に選んだカレンダーに入るので、行き先が変わりやすくなります。
予定の通知が鳴らないのはなぜですか?
Appleのガイドによると、デフォルトでは作成する予定に通知は設定されません。「カレンダー」>「設定」の「通知」で、アカウントごとに予定と終日の予定の通知の時刻を選びます。iCloudとGoogleの両方をつないでいる場合は、それぞれのアカウントで設定する必要があります。
祝日が表示されない場合はどこを確認すればよいですか?
「カレンダー」>「設定」の「一般」タブで「祝日カレンダーを表示」が選ばれているかを確認します。表示されるのはMacに設定した地域の祝日です。別の国の祝日を見たい場合は、「ファイル」>「新規祝日カレンダー」で地域を選んで追加します。祝日カレンダーの中身は提供元だけが変更できます。